大海望陽

自衛隊が駐屯・分屯する県内４市町が陸上自衛隊の成人式に祝辞を送ったという。
那覇市・沖縄市・南城市・八重瀬町の首長らが、ビデオでメッセージを送った。
うるま市は電報を送った。
時代は変わったと実感する。
その中には革新系の市長もいるからだ。
自衛隊員の成人に何の罪はない。
成人を祝うは当たり前だ。
しかし、沖縄戦における旧日本軍の県民に対する人命軽視の様々な行為の歴史的な事実から、県民の反自衛隊感情があった。
それが、革新系首長らが、成人式に祝辞を送るようになったのだ。
自衛隊の災害救助活動などに対する評価もあるのだろう。
この祝辞は、首長らが自ら判断して行ったのか？
それとも、自衛隊からの要請で行ったのだろうか？
自衛隊を軍隊と位置付けようという動きもある。
自衛隊も仕事だからでは済まない。
軍隊は、人を殺すのが最終的な仕事であることも忘れてはならない。
革新の首長らは、そこまで考えて祝辞を送ったのだろうか？
自衛隊員らも住民登録している。
各市町村での成人式にも出席できる。
あえて、自衛隊内で成人式を行うのはどうしてか？
時代は変わったで済まされるものか？