大海望陽

小泉農林水産大臣は米の異常な高騰が続く現状の打破に行動力を示している。
朝の「モーニングショー」で、備蓄米を随意契約にして価格を５キロ２０００円台にしたいと発言、午後の記者会見で６月初旬には２０００円の米が店頭に並ぶだろうと明言した。
楽天グループの三木谷会長と会談、積極的な協力を取り付けた。また、スーパーなども視察して声を聞いた。
夜の「NHKニュースウォッチ９」にも出演して持論を語った。
見ていて感じたのは、NHKのキャスター、デスクが「本当に出来るのですか」という後ろ向きの質問ばかりで、「１日でも早く５キロ２０００台の米が店頭に並ぶように取り組んで下さい」とのエールを送る事はなかった。
小泉大臣が政治家の責任でやるしかないと強い決意を表明しているのに・・だ。
小泉大臣は総理や自民党の幹事長、農水省、財務省などとも根回ししていると語った。
自民党をぶっ壊すと郵政改革に取り組んだ父親の姿とダブる。
これこそ政治家と喝采を送りたい。
抵抗勢力も多いと思うが、今は国家の危機だと訴える小泉大臣を国民は成果を期待して支えるべきだ。
月曜日には詳細が発表されると言う。