繰り返しの日々
何事も長続きしない それが自分の欠点だと認識している。
その中でも、このブログだけは10年近く継続している。
そして、さんしんを爪弾く事も毎日続いている。
ただ、このさんしんもレパートリーも増えず、毎日同じ曲を弾くのみだ。
時々、飽きてしまってさんしんを終う事がある。
安里屋ユンタ、オリオンビールの歌、十九の春、デンサー節、二見情話、肝がなさ節、あやかり節、ばちくゎい節、チンヌクじゅーしー、娘ジントーヨー・・と弾く曲は限られている。前にさんしん教室で習った曲だ。
それ以上でもなく、それ以下でもない。
それでも、歌詞が出て来なかったりする。
イライラしてさんしんを置く。
長続きしない・・。
そんな時に、ラジオから「同じ事をするのは大事」という話を聞いた。
落語家も歌手も歌舞伎役者も同じ事をしていると言うのだ。
これを継続と言うのか。
RBCラジオの「民謡で今日拝なびら」を長年担当していた上原直彦さんの事を「マンネリ」と批判する人もいた。
上原さんは、「悔しかったらマンネリになってみろ」と平然としていた。
考えてみれば、人は同じ事を繰り返して生きている。
同じ事をしていても、少しずつ変化している。
それに気付けば、「飽きる」のを黙認していいような気もする。
少しづつ変わる事を認識しながら・・・。
80歳も越えれば、体力も思考力も落ちる。
単調な毎日の繰り返しだが、嘆かずに「繰り返す」日々こそ大事だと知る。
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