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城間那覇市長引退

2022年05月03日

Posted by k10-nakamura at 10:39│Comments(0)社会
城間那覇市長が引退を表明した。
オール沖縄の支援を受けて2期務めてきたが、次期選挙には出馬しない考えを表明した。
教員出身で、政治経験の少ない城間市長は、支えてくれた翁長前知事の死去やオール沖縄の退潮などで自らの限界を感じて引退表明をしたのだろう。
そこには、オール沖縄との調整などは感じられない。
それどころか、「那覇市長選挙は、他市長選であったように自公政権対オール沖縄という構図ではなくてもいいと思う」と述べた。
過去、辺野古新基地建設反対のオール沖縄の支持を得て当選した自らををどう総括したのか。
分かりずらい。
本人は、辺野古新基地建設反対は変わらないという。
そこには、少数与党として自公勢力によって度々議案が否決された苦い経験があるのだろう。
辺野古新基地建設反対で一致したオール沖縄が、政治的な対立から市政運営に政治色を持ち込み、自公と大きな対立をが生じた。
政治の世界に揉まれていない彼女だから、この構図は駄目だと感じた素直な感想だと思う。
那覇市の問題は、辺野古新基地建設反対だけではない。
経済振興、教育、福祉、医療など様々な多くの課題を抱えている。
政治的対立で、議案が否決される。
市民の立場はそこでは配慮しない。
城間幹子那覇市長は、そんな那覇市議会に愛想をつかしたのだろう。
辺野古新基地建設に賛成か反対かは、県都那覇市として大きな意味を持つ。
しかし、実際の市政運営では政治的な対立は露骨に持ち込まない。
そうあるべきだが実際は難しい。
かつて、自民党の重鎮だった翁長雄志さんが、辺野古新基地建設反対で一部保守と革新で「オール沖縄」を結成した。
今回、オール沖縄が、辺野古新基地建設反対の一部保守勢力を取り込めるかがカギになりそうだ。



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